第Ⅰ期10巻の構成


丸木舟に乗って〈縄文時代〉

いまから約6000年前の福井県三方町鳥浜。人びとは丸木舟で漁をし、シカやイノシシを狩り、野菜をつくっていたのです。
(山下國幸・作/きくちひでお・絵)

いくさのなかの米づくり〈弥生時代〉

2世紀末の奈良県田原本町唐古・鍵。米づくりはげむ、むらとむらの間では、いくさが絶えませんでした。
(山下國幸・作/ 伊藤和子・絵)

大王の墓〈古墳時代〉

5世紀中ごろの大阪府堺市。いまも残る巨大な古墳は、いつたいだれがどのようにしてつくったのでしょうか。
(後藤竜ニ・作/きくちひでお・絵)

馬子と聖徳太子〈飛烏時代〉

6世紀の終わり、聖徳太子と組んで政治の実権をにぎった蘇我馬子。飛鳥文化が花開くなかで太子はどんな役割を果たしたのでしょうか。
(後藤竜ニ・作/箕田源二郎・絵)

みつぎの塩〈奈良時代〉

(山下國幸・作/小島直・絵)
謂の塩をつくり、奈良の都へ運ぶ若狭の農民たち。都では、農民たちの手で大仏づくりがすすめられていました。

エミシのいかり〈奈良時代〉

8世紀から9世紀にかけて、東北地万へつぎつぎ征服軍を送りだす都の政府。東北の蝦夷だちは、アテルイを頭についに立ちあがりました。
(後藤竜ニ・作/高田三郎・絵)

平将門〈平安時代〉

10世紀の中ごろ、下総のつわもの平将門は、関東の国司をつぎつぎに追いだし、朝廷に反乱をおこし新皇を名乗ります。
(真鍋和子・作/小島直・絵)

荒れた羅城門〈平安時代〉

10世紀末の平安京と華や力な貴族の生活・・・。しかし、庶民の生活は貧しく、平安京には盗賊がはびこり、羅城門も荒れ果てていました。
(山下國幸・作/箕田源二郎・絵)

源平の戦い

12世紀末、おごりたかぶる平氏をたおせと源氏は兵をあげました。一の谷、屋島、壇ノ浦と平氏は追いつめられていきます。
(山下國幸・作/伊藤和子・絵)